GA-5200X/PCIの冷却ファンの固定ねじを立てる!

  手直しといえど、手をかけるのは自己責任で。
  当方は一切責任を負いません。
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冷却ファンの状態
 冷却ファンを基板から分離したところ。
 冷却ファンは既にヒートシンクに固定されていない状態だった。
 ヒートシンクのねじ穴(とは言えないな。ただのバカ穴)はめねじが切らさっていない。
 ねじに至っては、短すぎてヒートシンクにねじ込まれる長さが殆どない。
ねじを切る!
 ヒートシンクにM2のタップを立ててめねじを切る。
 M2と、細いんで折らないように気をつけて。
 タッピングペーストはうちには無いんで、ごま油を使おうと思ったがこれもなく、台所にあったオリーブオイルで代用した。
 旋盤でねじ切る授業で、ごま油を使うと教わってきてたので間違ってはいない。
ねじ切り終了
 ヒートシンクにねじ切りし終わったところ。
 写真でねじ山見えるかな?
用意したM2×4のねじ
 写真右側が用意したねじ。
 ねじの頭が形状違うが、ファンには干渉しないのでこれで良しとする。
 ていうか、このサイズの皿ねじ自体店に置いて無かったのよ。
 写真左側がもともと付いてたねじ。短すぎ。冷却ファンの固定部の肉厚+アルファという短さ。先っちょ殆ど出てなかったよ。
冷却ファンをねじで固定した!
 ヒートシンク裏にねじの先っちょが出ているのがわかっていただけるだろうか。
 ねじを締める前、ねじ止め剤もちょっと塗布したので、普段の回転の振動では緩まないはず(もちろん脱脂は完璧である)。
 これで冷却ファンも万全の状態になった。
 元通り、基板に固定して完了となる。
冷却ファン再固定完了!
 冷却ファン・ヒートシンクを基板に元通り取り付けて修理完了。
 次は動作試験だ。
冷却ファン回転確認!
 冷却ファンが回っているのを確認。
 脱落する様子も無い。
VGAのBIOS表示確認!
 GA-5200X/PCIが無事マザーに認識された。
マザーのBIOS表示確認!
 マザーのBIOSも表示されてPC自体の起動もできた。


改良完了!
 手間はかかったが、無事に手直しは完了した。
 後は、画面が乱れるとか、電源周りに不具合が発生しないかとか、継続して状況を監視していかないとなんとも言えないが、今のところはうまく動いている。
 画面サイズも期待通り、高解像度で表示できた。
 これで一件落着。
 ちなみにこのような改良を行うなら各自の判断と責任において行っていただこう。当方では責任を負わないことをここに記す。
 より多くのユーザーが快適にこのボードを使うことを願う。
-- END --

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