発信No.14
私はこれまで1年4ヶ月にわたって、岩手のラべル問題について意見を皆さんに発信してまいりました。
県内の主たる同業他社、62市町村教育委員会、県内各消防機関(分署まで)、私の顧客である防火対象物関係者、そして県外の関係者の皆様へ数回にわたり文書を発送させていただきました。延数百通になります。
しかし私に対する直接の反応はほとんどありませんでした。同業者の数社さんからは、
など電話で激励の言葉を頂戴しましたが、広く関係者からのご意見やご指導又は反論などを期待しておりました私にとっては少し残念であります。
菊池は何のためにこのような行動をとっているのかと不思議に思われるでしょうが、私は再三、再四書いているようにこのラべル制度というものの問題点、特にその推進上の不備不合理性、又は欠陥を追求し、訴え、問題提起をさせていただいているのであります。
繰り返しになりますが、このラべル制度というものは法的根拠がなく、単なる申し合わせ的制度にすぎないものなのです。
(この“申し合わせ的制度”を 国の方針であるかのような拡大解釈でよいのか・・・)
それなのに協会のラべルを貼ることが、点検業者の務めであるかのごとき関係者のすすめ方。点検業者もこの制度の内容をよく理解しないまま安易に受け入れ、お付き合い程度の考え方しかもっていないとしたなら、無責任な話であります。そして環境が熟していないにもかかわらず、予防行政に反映させようとする消防機関の関係者・・・・。
消防用設備等点検制度の本質を見極めて、本来の業務をそれぞれの立場で遂行することが第一であることは言うまでもありません。
私はこの第一の当然のことを自分の立場から申し上げているまでであります。私のこれまでの言動が自分の不利益につながることであっても、信念でやっていることでありますから自信と誇りをもって正々堂々と持論を展開してまいりましたし、今後もそのように考えております。
新年度に入りましたので、早々に更なる行動に出ようと考えているところであります。ラべル制度というものについて広く関係者と勉強会を開いて、意見交換や提言をしたいと考えております。
関係者諸兄に希望します。発言する勇気と行動する勇気をもっていただきたいと。
前例にこだわらず、又は、前例となることを拒まない、改革・変革の時代を先取りするような社会人になりたいものだと私は考えております。
最後はドンキ・ホーテになってもと。
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