平成11年2月10日
ラべル制度の目的のためには、どうしても統一的なラべルを必要とするならば、現在の丸型を再検討し別紙に掲げる(例1〜4)ような、やや寸法も大きくしたラべルにして、誰の目にも見えるように最も適当な場所に、各階最小限の枚数を貼付することとすれば点検業者の時間的、そして経済的な負担も軽減します。このようにしたほうが、合理的かつ効果的だと思いますが、いかがなものでしょうか。
協会が発行している現在の丸型ラべルは、印刷されている文字、記入される文字も小さく目を近づけないと読めません。(その建物の従業者、利用者などはほとんど目もくれませんが・・・・)
はがす際は角がないため容易にはがれない。丸型は力学的にも、はがしにくいのは当然であります。
登録番号・発行番号などは、あまり意味がなく次回点検年月の記入などは、ほとんどナンセンスであります。
私が考案したラべルも“改良”の余地はあります。実際に点検している担当者や、防火対象物の担当者の声が反映されたラべルを作るよう提案したいと思います。
ラべルのデザイン(ふちとり・色)・大きさ等、あるいは記入事項の内容を検討し改善を要する部分がありますが、おおむねこのようなラべルを作り防火対象物関係者に理解を求めるためのPR期間が必要であります。
私はラべル制度のことについて、特にそのすすめ方を批判してまいりましたが、批判ばかりでは前進がありませんので、どうしてもこの制度を推進するなら、又どうしてもラべルが必要なら、消火器のようにその都度全数に貼るとしたことをやめて、点検業者の負担を軽くするよう強く重ねて主張するものであります。
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(例1)消防用設備点検済証の説明 6ヶ月毎の点検時に、各階の最も適当な場所に貼付する <記入例>
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(例2)消火器点検済証の説明 6ヶ月毎の点検時に、各階の最も適当な場所に貼付する <記入例>
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(例3)誘 導 灯 点 検 済 証の説明 6ヶ月毎の点検時に、各階の分電盤又は最も適当な場所に貼付する。 <記入例>
2〜4消火器点検済証の記入例に準ずる。 |
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(例4)自動火災報知設備点検済証の説明 6ヶ月毎の点検時に、受信機前面の最も適当な場所に貼付する。 <記入例> (例1の消防用設備点検済証及び例3誘導灯点検済証の記入例に準ずる) |
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