発信No.9

平成10年8月27日

「ラべル制度」のすすめ方を批判し、問題点をさらけ出して、
是正すベきことは是正すベきと主張する

−これまでの経過−

 私は、このラべル制度が正式にスタートするという情報を得て以来、疑念をもちつつ推移をみつめてまいりました。
登録申請の時期に資料を詳細に読み、内容の検討と今後予想されることを総合的に判断し、とりあえず登録は見送るという態度をとって現在に至っております。
協会からは再三、登録のおすすめをいただきましたが「時期がきたらお世話になります」とお断りしておりました。
 その後、このラべルのことで“事件”が発生し、それを契機にラベル制度推進上の不備を再確認し協会に対して事件についての回答を求めました。
しかし、現在に至るまでその回答が得られておりません。(回答にならないものはいただました)
私はこの制度のすすめ方の間題点などを去る2月に消防機関をはじめ、一部の同業者その他関係者の皆様に文書で発送させていただきました。
間題を提起し、関係者の皆様がそれぞれの立場でラベル制度を勉強していただき、少しでも改善点があるとすれば、そのたたき台にしていただきたかったのであります。
その間、県の消防防災課のご担当者とのお話合いや、同業他社の社長達の助言をいただいたこともありました。
 やがて新年度に入り、協会から県内各市町村教育委員会あてに、教育委員会が管理する施設を訪問し「調査」する旨の文書が発送されました。
私にとってはこれまでの主義主張を発展させる意昧で、県内59市町村の消防機関(7月10日付)と、教育委員会(7月24日付)へそれぞれの文書を発送させていただきました。(別紙写しNo.5No.6
 その結果、消防関係から今回は直ちに反応がありました。
しかし、それは私にとってはとても残念なことを確認できるきっかけとなったのであります。
6月の県下予防主管課長会議において、私が2月に発送した文書のことで、県の担当者から発言があったそうであります。
複数の出席者からの確認の中で断片的な話をつなぎ合わせますと、「各消防署へ文書を発送し、おさわがせしましたがこの件は納得・解決したということです。おわび的な文書を発送したらどうかという話がありましたが、今後の仕事を通じてわかってもらえればいいでしょうから、文書を出すまでは必要ないでしょうと答えた」というような意味のことが発言されたそうであります。
 実は、私の耳にも「菊池は協会と和解したそうだ」という噂が伝わっておりました。
同業者の皆さんにも、たぶんうわさが流れていたことでしょう。
予防主管課長会議に出席された人達からすれば、7月10日の文書をみて「何だ、まだトラブルが続いているのか」と不審がられるのは当然であります。
 私は、関係者の皆さんに弁明させていただきます。
協会の事務局担当者が3月下旬に「個人の立場でお会いしたい」との連絡がありましたので、私も「個人と個人の間柄で会いましょう」ということで数時間確かにお話合いしました。そして、今後の協会運営について質問・提案みたいなものを私が半月位の間に出しましょうかということに落ちつきました。とても友好的な雰囲気で過ごしたことは事実です。
 しかし、私にとっては“事件”へのこだわりと回答らしい回答をもらっていないという怒り、そして持論を撤回する気持ちもありませんので、納得とか了解した話はしておりません。質問とか提案みたいなものも準備はしておりましたが、やはり順序としては回答をもらってからにすることとして協会へまだ出しておりません。
約束違反だといわれればその通りでありますが、いずれ日を追って正式に文書で出すつもりでおります。
 さて、会議での担当者の発言は、何を根拠にお話されたのでしょうか。
私は、8月25日消防防災課を訪ね担当者からお話を伺いました。
その結果、協会の事務局担当者から「菊池との関係改善が進み、いい方向にある」というような報告があったそうであります。
又、発言内容もその通り話した覚えはないが「文書がいくかもしれない」と話したような気がするとのことでした。
 どうやら、協会も都合よいように報告し県担当者も立場上、あうんの呼吸で受けとめたものを、会議のなかで発言されたものと推察されます。
当事者の私に確認されなかったことは、はなはだ残念に思います。誤解を与えた出席者に対し、又私に対してどのように釈明されるのでしょうか。
このままうやむやにされることは、心外であります。
 これは私にとっては新たに発生した“事件”としてとらえさせていただきます。
この件は更に確認をした後、何らかの対応を考えなければならないと思っております。私は感情だけで動いている訳ではありません。私のこれまでの言動は私なりに信念に基づいているものと自負しております。
行政に対しても臆することなく言うベきことは堂々と言うつもりです。


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