発信N0.17

平成12年12月5日

消防用設備等の点検等に係わる関係者の皆様

(有)岩手防火管理サービス
代表取締役 菊池巌

“消防用設備等点検済(ラべル)表示制度”は
「民間の自主的制度である」ことが改めて
確認され、行政もやっと動きました!

 この制度が行政改革推進本部規制改革委貝会(総務庁)の「規制行政に関する調査」の対象となり、去る3月に報告されたということですが、これを受けて平成12年9月29日、消防予第225号により消防庁予防課長から各都道府県消防主管部長あて通知がなされました。
この文書では「当該制度が民間の自主的制度である旨を改めて申し添えるので、貴都道府県内の市町村に対して、その旨の周知徹底を図られたい」と結ばれております。
 私が調ベたところによれば、岩手県では10月10日に受付(No.797号)されており、10月13日付(No.806号)の消防防災課長名で県内の関係機関へで発送されております。
私が平成10年1月12日〜11年5月20日までの間に計16回、文書でこの制度への誤解と岩手における推進のあり方に対して、率直に意見を述べさせていただきました。(平成12年5月からホームぺージに掲載)
 岩手に於ける「ラべル制度」は、平成9年4月から防災保安協会主導でスタートしましたが、どうゆう訳か県の担当者(当時)も何を勘違いされたのか、この制度があたかも法的根拠があるかのごとき“雰囲気”で関係者を“指導”されたように思います。それが協会の“ラべル販売”を勢いづかせ、点検業者を締めつけるような経過をたどったことは周知の事実であります。
 県内各消防機関の職員も又、書類の受付などにおいて混乱をきたしたということを聞いております。
 岩手でこの制度の推進に関係された方々は、経過を振り返っていただき、防災意識の高揚と点検業務が適正に行われるよう公平、公正にお互いの立場を理解しながらご指導をお願いしたいものであります。
 いずれにいたしましても、当初から私が主張してまいりましたことが、今回の消防庁予防課長の通知で「結果」がでたものと私は受け止めております。

ラベル制度について約1年半沈黙しておりましたが、本日皆様へこのことを
お伝えいたしたく、再びペンを取りました
ある意味では  勝利宣言・・・・ということで。

月刊誌「フェスク」2000年12月号に関連する記事が掲載されております。



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